第2週目金曜日(12日目)

ここ数日、晴れの日が続く。
那須自動車教習所に来てから、洗濯機もない、もちろん乾燥機もない生活を続けている。

 

洗濯は、小さな浴槽で手洗いし、軽く濯いで、そのままベランダにハンガーで干す。
手洗いでしか洗濯ができないため、洗濯物がすぐに乾くから晴れの日はうれしい。

 

タオルや靴下は、洗濯を干すためのバサミなどもないので、ベランダに直置きで日光が出ている時に乾く仕組み。
幸いなことに雨降りが続かないで、晴れの日が続いていることが幸いし、タイミング良く乾ききってくれる。

 

朝食

 

路上技能6時間目(合計19時間目)

教官 ASR 自分が日本で一番運転がうまく知識があると思い込んでいる教官

 

技能講習といってもまたシュミレーター
この教官には学科の教習でも何度か当たっている。
教官自らがマウント取ってることに気がつかない人である。

 

同じ教習を受けている若い教習生の方を明らかにひいきしてるのめちゃわかる。

 

この手の『自分は運転がうまい』と公言している教官は、まちがいなく教習生のことを考えられない人である。
コロナ前、東京の教習所に出張で行って路線バスの運転を見学したらしいけど「自分では(あんな場所では)運転できない」と言っていたにも関わらず、この田舎道では自信満々なんだなぁ。
そこが自ら『井の中の蛙です』と宣言していることに気がついていない。
まぁいいんだけどね。

 

自信を持って教習してるのはいいんだけど、近い未来に運転だけだとAIにとって変われてしまう。
技能教習も決まったことを実行するだけなら、自ら動画を撮影しAIで判断してもらえばいい。
コンピューターは高圧的な不機嫌な態度をとったり、人によって違うことは言わないからね。
生き残れる教習所の教官は、教わる立場の気持ちとか相手にどうやって伝えたらいいのかと考えた方がいいと思うお節介でした。

 

路上技能7時間目(合計20時間目)

教官 ASR 引き続きナルシスト教官

 

技能講習なのにディスカッション、という項目の授業。

「ディスカッション(discussion)」とは、直訳すると討論・議論という意味の言葉。あるテーマについて、参加者たちが自由に意見や情報を出し合いながら、より良い結論へと導いていくこと。

ディスカッションとはざっくり答えのないものを討論する、というもの。
お題は「歩行者や自転車の交通事故の多い時間帯はいつ?」という趣旨のもので、ブレーンストーミングなるものをするという形をとっていた。

 

6つくらいの時間パターンがあるのだが、どの時間帯が一番交通事故の発生率や危険が多いのかを順位を決め、グループで討論する、という内容だった。

 

ディスカッションの形式を取っているが解答は決まっているので、教える側からすればマウントをとりやすい。
だって、お前たち知らないんだぁ、って話せば済むことですからね。

 

結局、ディスカッションという名の下の教習ではあるが、この授業は答えがあってそれにマウントをとってくる、という支離滅裂な授業だった。

 

ここでも、思いっきりマウント取られました(笑)

 

そもそもディスカッションという意味を知っているのか、自分の人生で相手の意見に耳を傾けたことがあるのかという教官にこの授業ができるのか疑問である。
たった数時間の教習というお付き合いなので、無難にやり過ごすことで自らの防衛をした方が得策だな、と感じた。

 

自慢含めて教えてるつもりだけど、ビジネスに身を置いていたものからすれば、胃の中のかわず状態にしか見えないな。
マウントをとるために、「スライド5000枚を自作したのをあなたたちに見せましょう」とかの自慢、いいから…
世間的には『で?』と言われてしまう量に、もっとやってる人わんさかいるの知らないみたい。

 

路上技能8時間目(合計21時間目)

教官 KKT 最初に適正検査を実施した方 職人さんのような方

 

あんまり路上での走行中、ごちゃごちゃ言われないからやりやすい運転ができた。

 

曲がり角で、巻き込み確認、反対のミラーでオーバーフェンダー確認はよく言われるから注意すべき点もすんなり頭に入って理解でき行動に移すことができる。クラッチの繋ぎ方は、ポイントがつかめるようになり、以前よりはよくなった。

 

減速する際にブレーキを1度踏むだけのタイミングはもうだいぶコツがつかめてきた。

 

昼食


定番のカレーライス。

 

八方ヶ原へドライブ


途中の山道に至る道は、都会の喧騒を離れて那須という避暑地に来た実感があった。

 

 


標高はおよそ1200メートルで、山に登ってきた感があるドライブだった。

 

教習では、大型バスをゆっくりと運転しているので、山道を登るのは新鮮なプライベートタイムを感じていた。

 

夕食